宇都宮市の店舗リフォーム工事【スラブカッター目地】
宇都宮市-スラブカッター目地
1.はじめに
宇都宮市北部にある某店舗様のリフォーム工事中。
今回は外構の土間コンクリートでよく採用する土間の目地を建物のスラブ(基礎上)に施工しました。
完成後は什器や製品が並ぶ、インダストリーな空間になると思います。
2.構造について
〝目地〟って何？
と思われる方もいらっしゃると思うのですが、10m2以上のコンクリート製の駐車場やアプローチ、土間には必ずあるコンクリートの切れ目です。
建設業界ではよく『コンクリートは生き物』と比喩されるのですが、コンクリートは気温や日照、湿度により硬化速度や強度の発現率が変わり、また完成後も絶えず膨張収縮を繰り返しています。
目地という切れ目は、完成後の膨張収縮によるひび割れを防ぐためあらかじめ任意の位置に切れ目(ひび割れ)をつくるというものです。
これがないとバキバキのひび割れがどんどん広がるため構造上も景観上もよくないのです。
♦目地についての詳細記事
【駐車場や土間のコンクリート目地とは？おしゃれに見せるおすすめの方法】
上の写真はクラックの例です(当社の施工ではないですよ！)
3.目地の種類
目地には多くの種類があります。
エキスパンタイ目地(プラスチック製の目地棒)、カッター目地(コンクリート用のカッターで切断)、カッター目地＋コーキング(コンクリート用のカッターで切断後にコーキング)や、デザイン目地として広めの目地の間に化粧砂利や植栽、ブロックなどを入れ込む方法があります。
エキスパンタイ目地のシルバー色です。
デザイン目地で化粧砂利を配置したもの。
まだまだ施工事例はあるのですが、すごく長くなってしまうので目地についてはまた近々詳しく説明しますね(^^)
外構と庭園のデザイン設計事務所－ノスデザイン
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